時に無性に食べたくなる「チャーハン」。そんなとき、チャーハンのおいしい店を知っていればとても楽しい食事になるでしょう。
今回は札幌でおすすめのチャーハンの店を厳選してご紹介します。
各店ごとに、チャーハンと一緒に食べたい料理もちょっとだけご紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
それでは、そんなチャーハンの世界へご案内していきましょう!
案内係は地元のチャーハン好きライターakioです!
目次
店も“絶品です”とする「三代目 月見軒 札幌駅北口店」のチャーハン
多くのラーメン店ではメニューに「チャーハン」を載せており、実際にチャーハンをラーメン店で食べることも多いことでしょう。
チャーハンを名物料理としている店も少なからず、「三代目 月見軒 札幌駅北口店」もその一軒です。
札幌でも老舗格のラーメン店でその「みそラーメン」(税込900円)の味には定評があります。
しかし何といってもこの店の名物は「チャーハン」(税込800円)。
印象的なのは店の「お献立」に貼られたコメントに「絶品です」の文字があること。それほどまで自信のある一品なのです。
その“こだわり”はまず「米」、北海道長沼産のふっくりんこを使い、固めに炊き上げます。
「塩」は厳選した3種類をブレンドして味を深めています。さらにラードを厳選、これらの素材を活かしたチャーハンに仕上げます。
出来あがりは程よい硬さのご飯がパラパラ感を演出しつつ、しっとりしたスープの味にラードのコクが絶妙のバランスをみせてくれます。
なお、この店では単品で注文するお客さんが多いのか「セット(半チャーハンなど)」がありません。
シェアしたい場合など、その旨伝えれば取り分けて提供してくれますよ(2人なら普通盛300gを1/2ずつ、3人なら大盛450gを1/3ずつ)。
そのマッチングは札幌の“ベストチャーハン”と評価するファンも少なくないのです!
営業時間 :平日11:00〜22:00(L.O 21:30)
定休日 :月曜日(祝日営業翌日休)
電話番号 :011-727-0607
席数 :40席
駐車場 :有(店舗裏提携コインパーキング)
支払い方法:現金
宅配 :可
テイクアウト :チャーシューは可
アクセス :JR札幌駅北口 徒歩5分
住所 :札幌市北区北6条西7丁目5-3 北海道自治労会館1F ⇒Googleマップ
予約&クーポンを確認⇒公式サイト/食べログ/HotPepper
「信玄」で“締め”のらーめん&チャーハン
すすきの中心部からは少しだけ離れた場所に深夜でも行列を作るラーメン店があります。「らーめん 信玄(南6条店)」です。
ラストオーダーが午前1時ということもあり、すすきので飲んだ後の“締めラーメン”として人気になっています。
この店では「信州こくみそ」(税込735円)「越後(辛味噌)」(税込735円)「土佐(あっさり塩)」(税込735円)など、戦国時代の地名になっている点がユニークです。
そういえば店名の「信玄」もあの有名戦国武将ですね!
そしてこの店のサイドメニューとして「チャーハン」(税込367円)は外せません。ラーメンと同じ具とともに炒められた米粒はラードを纏って輝き、紅しょうがの赤色も映えています。
パラッとした食感で、コクのあるしっかりした味付けになっており、定番の「信州(コク味噌)」がややマイルドな味なので、まさにベストマッチ!
このチャーハン、税込367円の手頃なチャーハンは、盛りもやや控えめ。単品料理というよりも、サイドメニューとして(ラーメンとの)「セット」を想定しているからでしょう。
ガッツリ食べたい!というならば、150円で大盛りにできますよ。
やっぱり、すすきの飲みの “締め” には「信玄」のらーめん&チャーハンで決まり!
営業時間 :平日11:30〜翌1:00(L.O)
定休日 :無休
電話番号 :011-530-5002
席数 :13席
駐車場 :無
支払い方法:現金
宅配 :なし
テイクアウト :可
アクセス :地下鉄南北線すすきの駅 徒歩10分
住所 :札幌市中央区南6条西8丁目8-2 ⇒Googleマップ
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名店ならではの“チャーハン”「さっぽろ純連 札幌店」
「さっぽろ純連 札幌店」といえば、札幌を代表するラーメンの老舗です。
もちろん札幌から「味噌ラーメン」を全国に知らしめた店ですが、実は「チャーハン」(税込740円)も名物になっています。
コンビニなどで売られている「冷凍チャーハン」のラベルに「純連」の文字を見かけたこともあるでしょう。
なぜ、そんなに「純連」のチャーハンが人気を集めるのでしょうか?
その理由はまず「チャーシュー」にあります。
純連のラーメンに使われるチャーシューは“秘伝のタレ”に漬け込んだ肩ロースで、ラーメンの重要なパーツとなっています。
そのチャーシューをチャーハンの具材として炒めることで、“秘伝”の味がしっかり全体に行きわたります。
さらに最高級のラードを使うことで、コクのある深い味わいを実現しているのです。
おすすめは「半チャーハンセット」(税込1,230円)。ラーメンは味噌・醤油・塩(単品では各税込850円)から選択できます。
チャーシューの味付けやラードのコクなど、ラーメンと共通の素材を使っているので、その相性は抜群といえます。
チャーハンはテイクアウトして、家でゆっくり味わうこともできますよ!
営業時間 :平日11:00〜21:00
定休日 :無休
電話番号 :011-842-2844
席数 :17席
駐車場 :有
支払い方法:現金
宅配 :通販有り
テイクアウト :可
アクセス :地下鉄南北線澄川駅 徒歩5分
住所 :札幌市豊平区平岸2条17丁目1-41 シャトー純連1F ⇒Googleマップ
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「直伝屋」のラーメンに必須の“半チャーハン”
「直伝屋(じきでんや)」は地下鉄円山公園駅直結の「マルヤマクラス」3階レストランフロアにあります。
この店は有名ラーメンコンシェルジュのプロデュースですすきのにオープンし、その後円山に移転してきました。
コンセプトは「札幌の伝統的なスタイルを大切にしつつ新しさも取り入れたラーメンを提供したい」というもの。同時に「札幌の味を直接伝え、広げたい」という思いは店の名前に反映されました。
そのこだわりは店に入れば分かります。客席からは調理場が見えるようになっており、ラーメンの調理が始まると大きな「炎」が立ち上ります。
この「炎」こそが札幌ラーメンの伝統で、炎で野菜を煽ることで香ばしさを加えているんですよ!
看板メニューの「札幌味噌ラーメン」(税込850円)は味噌や麺にもこだわって、札幌伝統の味を再現しています。
そんな「直伝屋」でおすすめの一品が「半チャーハン」(税込350円)です。直伝屋ではこのチャーハンを店のラーメンとよく合う“サイドメニュー”として用意しています。
ラーメンに負けないしっかりした味付けで、スープとの相乗効果で旨みが増しますよ!
これこそは直伝屋のラーメンに“必須”の(半)チャーハンといえるのではないでしょうか?
営業時間 :11:00〜16:00、17:00〜21:00(L.O 20:30)
定休日 :無休
電話番号 :011-211-1792
席数 :24席
駐車場 :有(マルヤマクラス駐車場)
支払い方法:現金
宅配 :可
テイクアウト :可
アクセス :地下鉄東西線円山公園駅 6番出口直結
住所 :札幌市中央区南1条西27丁目1-1 マルヤマクラス3F ⇒Googleマップ
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札幌で“チャーハン”といえば「七福食堂」
札幌で“チャーハンの店”といえば「七福食堂(しちふくしょくどう)」の名が多くあがるはず。
それくらい七福食堂のチャーハンは人気があるのです!
場所は創成川沿いにある「中央バス札幌ターミナル」の地下食堂街。50年以上の歴史のあるビルなので、その雰囲気は まさに“昭和の食堂街”を思わせます。
そんな中に店を構える「七福食堂」も懐かしさを感じる造りで、看板と暖簾には「おでん」の文字。
元々は「おでん」をメインに丼物や各種の定食を提供する食堂なのです。
しかし昼時には行列ができるほどの賑わいとなり、席に着いたお客さんの口からは次々と「チャーハン!」の注文が飛び交います。その割合はなんと9割近く!
目の前に登場した「チャーハン」(税込500円)は肉・玉ねぎ・人参に卵と炒めた、どちらかといえば家庭的な仕上がりです。
なかなかのボリュームに見えますがこのチャーハン、サラダに味噌汁もついて何とワンコイン!
この内容でこの値段はどう考えてもお得です!
そしてひと口食べてみれば、このチャーハンの人気ぶりに納得するでしょう!
ぜひ一度お試しあれ!
営業時間 :平日11:30~21:00、土・祝11:30~15:00
定休日 :年末年始
電話番号 :011-221-1769
席数 :20席
駐車場 :無
支払い方法:現金
宅配 :不可
テイクアウト :不可
アクセス :地下鉄東西線バスセンター前駅2番出口 徒歩3分
住所 :札幌市中央区大通東1丁目 中央バス札幌ターミナルB1F ⇒Googleマップ
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「千日前」のチャーハンは“あんかけ”にぴったり
「中華料理 千日前(せんにちまえ)」は札幌中心部やや西の16丁目。近くには札幌医大などの病院が多く、その関係者の食堂としても愛される“町中華”です。
料理も中華全般ひとそろい用意されていますが、得意とするのは“あんかけ”系の料理。
麺なら「広東メン」や「あんかけ焼きそば」などの定番ものが人気ですが、名物は何といっても「シャレンタンメン」(税込750円)です。
ランチタイムは病院関係者で混むので、時間を少しずらしましょう。
そしてもう一つ、「チャーハン」(税込730円)も忘れてはいけません。それはこのチャーハンが“あんかけ”にぴったりだからです。
味付けはシンプルでやや控えめながら、あんかけの塩気と組み合わせて旨みを感じるまさに“ベストコンビ”といえるもの。
この「半チャーハン」とシャレンタンメンとの「フリーメンセット」(税込900円)で用意されています。
半チャーハンといいながら(半分ではなく)やや小盛り程度の量なので、お値段的にもお得なセットだよ!
半チャーハンはラーメン各種(みそ・塩・醬油)と組み合わせた「Wラーメンセット」(税込900円)もあります。
ここ「千日前」のチャーハン、ぜひ麺類と組み合わせて食べてみてください。味も値段も”お得感”たっぷりです!
営業時間 :11:30〜14:30(L.O.14:00)、17:00〜21:00(L.O.20:30)
定休日 :日曜・祝日
電話番号 :011-611-0327
席数 :18席
駐車場 :無
支払い方法:現金
宅配 :不可
テイクアウト :可(ランチタイムは不可)
アクセス :地下鉄東西線西18丁目駅 徒歩5分
住所 :札幌市中央区南1条西16丁目1 ⇒Googleマップ
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町中華の“目玉チャーハン”「進龍」
札幌第二の繁華街と呼ばれる「琴似」の地元民に人気の中華料理店が「進龍(しんりゅう)」です。
この店も庶民的な“町中華”で、 ベテランの女性スタッフがアットホームな雰囲気の中で鍋をふるっています。
メニューには各種の「麺類」がズラリ、さらに「餃子」「中華丼」「野菜炒め」なども並びます。
今回のおすすめは「チャーハン」(税込600円)です。この店のチャーハンは町中華らしい“昔ながら”のシンプルな作りで、その味わいは懐かしさも感じます。
そしてこのチャーハンの“特別版”が「目玉チャーハン」(税込700円)。
その名のとおり目玉焼きがのったチャーハンですが、このちょっとしたトッピングがとても贅沢な気分にさせてくれるから不思議です。
これぞ、町中華ならではの“昭和の贅沢メニュー”といえるでしょう。
この店は「カツカレー」(税込850円)も隠れ名物で、多くのファンが食べに訪れます。そのカレーにも目玉焼きがのった「目玉カレー」(税込700円)がありますよ。
営業時間 :11:00〜20:30
定休日 :水曜日
電話番号 :011-644-6899
席数 :16席
駐車場 :有(店横2台)
支払い方法:現金
宅配 :可(店の出前対応)
テイクアウト :可
アクセス :地下鉄東西線琴似駅 5番出口 徒歩3分
住所 :札幌市西区琴似1条3丁目1-13 ⇒Googleマップ
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その名も“絶品チャーハン”「とまり木処 ひだまり」
今回の特集では自らのチャーハンを「絶品」と評する店もありました。
それだけ自信の表れともいえますが、ここでご紹介する「とまり木処 ひだまり」では品書きそのものを「絶品チャーハン」としちゃっています!
その自信は料理を食べれば納得です!
この店のご主人は幅広い料理ジャンルを修めた腕利き料理人です。その技術を活かし、昼はラーメン、チャーハン、カレーなどを提供、夜は各種の居酒屋メニューを楽しめます。
そしてそのご主人が自信を持って名付けた一品が「絶品チャーハン」なのです。
値段はランチタイムには税込550円、夜も680円と手頃な設定となっていますが、それだけではありません。
このチャーハン、普通盛りでも500g近いボリュームがあります!
そして「ハーフ」にしても半分ではなく7割ほどが盛られるというサービスぶりです。
もちろん味もお墨付き。基本の「五目チャーハン」はパラッとした炒め具合で、味付けはシンプルゆえにその旨みが際立つものです(そのほか「シラス高菜チャーハン」「キムチチャーハン」などもあります)。
ラーメン店の店長経験もあるご主人得意の「らーめん各種」と「絶品半チャーハン」のランチセット(B)は税込850円とお安い。
半チャーハンが他の店の普通盛り並みの量なので、チャーハンは“タダ(無料)”みたいなものです!
「絶品チャーハン」、ぜひ一度食べてみてくださいね!
営業時間 :11:00〜14:00、17:00〜LAST
定休日 :日曜・祝日
電話番号 :011-676-4222
席数 :17席
駐車場 :無
支払い方法:現金
宅配 :不可
テイクアウト :可
アクセス :地下鉄東西線円山公園駅 徒歩3分
住所 :札幌市中央区大通西24丁目1-30 第5長寿庵ビル1F ⇒Googleマップ
予約&クーポンを確認⇒公式サイト/食べログ/HotPepper
まとめ
札幌でチャーハンを食べるならおすすめ!という店をご紹介しました。
ラーメン店ではラーメンスープを使ったり、中華料理店ではユニークな味付けや食材に工夫したりする店もありました。
今回セレクトした店はどの店もチャーハンを“売り”にしている店ばかりなので、どの店に行ってもハズレはありません!
ぜひ、札幌でおいしいチャーハンを味わってくださいね!