北海道は蕎麦の生産量は全国一位。
今回はそんな北海道の札幌で「蕎麦(そば)」を食べるならおすすめ!という店を厳選してご紹介します。
札幌を代表する人気店から知る人ぞ知る穴場の店まで行って価値のある蕎麦屋ばかりです!
札幌の蕎麦っ食いakioがご案内します!
目次
- 1 札幌の蕎麦とは
- 2 北海道蕎麦の“一大系列”「東家寿楽」
- 3 街中に佇む“蕎麦の館”「志の家」
- 4 札幌の“更科そば”なら「手打ちそば やま賀」
- 5 人気は札幌の“頂点”「手打ち蕎麦のたぐと」
- 6 “在来種”の十割手打ち蕎麦「翠明庵」
- 7 “伝統と革新”が融合「蕎麦切り 春のすけ」
- 8 蕎麦打ち名人の“技”を継ぐ「喜香庵」
- 9 “江戸前”蕎麦にこだわる「蕎麦 心空」
- 10 “家庭的”に本格蕎麦を「そば切り 膳」
- 11 札幌で食べる山形名物「板そば なみ喜」
- 12 技術が光る十割そば「手打蕎麦こはし」
- 13 こだわりの3種の蕎麦が食べられる「札幌蕎麦き凛」
- 14 札幌にある隠れ家的名店「花喬」
- 15 札幌円山にある更科そばの名店「さくら庵」
- 16 すすきので味わえる本格蕎麦前「手打ち蕎麦と料理耳」
- 17 まとめ
札幌の蕎麦とは
先にご説明の通り、北海道は蕎麦の生産高が日本一です。しかし同じ“麺”では「ラーメン」がご当地の食文化とされ、蕎麦(そば)はその陰に隠れていたといえるでしょう。
しかし近年では新たな世代のそば職人たちによる新しい蕎麦への取り組みなどもあり、蕎麦という食文化にも広がりがみられてきました。
特にラーメン同様の“食事”が中心だった札幌の蕎麦屋に、江戸前の「蕎麦前」というお酒を楽しむ文化を採り入れた店が増えたことは新たな動きのひとつです。
本文中の「蕎麦」と「そば」の表記は意味に大きな違いはなく、店の品書きに合わせた場合や文脈上で使い分けています。
北海道蕎麦の“一大系列”「東家寿楽」
北海道で蕎麦屋の系列といえば、「東家(あずまや)」が最大かつ唯一といえるかもしれません。
その総本山は釧路の「東家総本店 竹老園(ちくろうえん)」で、創業は明治時代初期、現在その系列には40店舗もの「東家」が釧路を中心に点在しています。
「東家寿楽」はその東家の流れを汲んだ札幌の人気蕎麦店です。
円山にほど近い住宅地に、本店を思わせるような中庭を有する風情たっぷりの店を構えます。
おすすめの蕎麦は“御膳粉”を使った白い細打ちの「御膳生粉打ち蕎麦」(税込1,375円、上写真)。繊細な口当たりと喉越しの良さが特徴です。
総本店竹老園以来の名物が「そば寿司」(税込1,210円)。茹であげたそばに酸味を加えた海苔巻きです。具にはおしんこ・きゅうり・ごぼうが巻かれ、そばのサイドメニューとして人気の一品となっています。
そば寿司にはマグロを使った「鉄火巻」(税込2,200円)もありますよ。
その他、同じく竹老園名物の「かしわ抜き」(かしわそばの“そば”抜き)などもあるので、ここ「東家寿楽」で北海道老舗蕎麦屋の味を楽しんでみてはいかがでしょうか!
街中に佇む“蕎麦の館”「志の家」
札幌の中心部で本格的な蕎麦を食べるなら「志の家(しのや)」はその候補として外せません。
周辺にはホテルやマンションが並ぶ地域にありながら、蕎麦屋とは思えない風情のある店構え。しかしこの店、見た目だけではありません!
中庭を眺められる小上がりが特等席です!
この店の蕎麦は「せいろ」(税込800円、写真)がスタンダードですが、これは“更科”という蕎麦の実の中心を使った白く上品なそばです。
更科粉をベースに3種類の蕎麦粉をブレンドした「並粉」も50円増しで食べることができます。
温かい蕎麦なら「かけ」(800円)がおすすめ。蕎麦のしなやかさと、つゆの出汁を楽しむことができるからです。
その他「変わりそば」として、「しそ」や「よもぎ」「けし」「ゆず」(冬限定)などを加えて打った蕎麦もあるので、更科・並粉とともに味わうのがおすすめです。
変わり蕎麦は「三色盛り(二色も可)」として用意されていますよ!
札幌の“更科そば”なら「手打ちそば やま賀」
蕎麦の実の中心部だけを使って打った「更科そば」。上品な真っ白い色と、柔らかな口当たりが特徴です。
しかし蕎麦の実の多くの部分を捨ててしまうことや、中心部は「そば」として繋がりにくいことから、更科そばを主力とする蕎麦屋は多くありません。
そんな、札幌でも希少な更科そばの名店として知られる蕎麦屋が「手打ちそば やま賀」です。
店の前には駐車スペースもあります。
最寄りの駅から歩けば30分近くという場所ながら、開店前には待ち行列が出来るほどの人気です。
見事な更科の白いそば「せいろ」と合わせて、ほとんどのお客さんがセットで注文する一品があります。
名物「桜えびのかき揚げ」です。
静岡県産の生桜えびをサクサクのかき揚げに仕上げた一品で、その香ばしさと食感の良さは一度お試しの価値あり!です。
このかき揚げに茄子・しし唐、そして「せいろ」をセットにした「桜えびせいろ」(税込1,540円)がおすすめであり、もちろんこの店の一番人気です!
夏の「穴子」などを使った季節限定メニューも要チェック!
人気は札幌の“頂点”「手打ち蕎麦のたぐと」
札幌の蕎麦屋、有名店・人気店数あれど、西区西野にある「手打ち蕎麦のたぐと」はその頂点の一軒であることは疑いがないでしょう。
大手グルメサイトでの評価で札幌の蕎麦屋部門で堂々の第一位、その他多くのメディアの評価でも上位にランクされているからです。
元々リンゴの倉庫だったレンガの建物をリノベーションした、カフェっぽい造りの店内です。
席についてメニューを眺めると、そこにはネーミングも内容もかなりユニークな「そば」が並んでいます。
ここでは人気メニュー2品をご紹介しましょう。
まずは「とりごぼうせいろ」(税込1,672円、上写真)。
この店の特徴である“更科そば”に地鶏と野菜の天ぷらに素揚げのごぼうが付いて“温かいつゆ”で食べるセット。
もう一品は「冷やしひなた」(税込1,485円)で、小エビ天とネギ天・おろし・ほうれん草などの入った“ぶっかけ”そばです。
特徴的なのは冷たい「せいろ」そばの場合、「茹でたてを食べて欲しい」と2回に分けて提供してくれるのです!
蕎麦のおいしさはもちろん、こんな気遣いもこの店の人気につながっているのでしょう。
“在来種”の十割手打ち蕎麦「翠明庵」
北海道は全国一の蕎麦産地、札幌にはその“蕎麦”にこだわる店が何軒かあります。
「翠明庵(すいめいあん)」もその一軒です。
翠明庵では北海道の黒松内で生産される「奈川在来(ながわざいらい)」という珍しい蕎麦の粉を使って“十割そば”を打っています。
在来種という野生の蕎麦の力強さに加えて、十割細打ちの繊細さが大きな魅力です!
「せいろ」(税込700円、上写真)ではその魅力を存分に味わえます。
一般的に蕎麦粉十割の手打ちといえば太くて短く、コシも無くすぐに切れてしまう、そんなそばを想像します。
しかしこの店のそばは香り高く、ほどよいコシと喉越しの良さをしっかりと味わえます。
さらにこの店では店頭に「ちょいと一杯そば屋酒」とあるように、お酒とそれに合う料理も自慢です。
ご主人が酒造りの職人でもあるので、宮城県の銘酒蔵に専用のタンクでこの店専用の日本酒を醸しています。
そんなお酒と一緒に楽しむ料理は「天ぷら」「焼き鳥」を始め、各種の酒肴も用意しています。
札幌で“蕎麦屋酒”を楽しむなら、ここ「翠明庵」は要チェックの店ですよ!
“伝統と革新”が融合「蕎麦切り 春のすけ」
一般的な蕎麦屋では蕎麦粉は製粉会社まかせのことも多く、いろいろな蕎麦粉を使いさらには組み合わせて新たなそばを追求する店は数少ないでしょう。
「蕎麦切り 春のすけ」はそんな数少ない一軒です。
この店では「本日の蕎麦の産地」として、その日使っている蕎麦粉の説明をしています。
通常「細打ち」と「太打ち」を打っていますが、それぞれに向く蕎麦粉を用意しています。
そして蕎麦粉は手碾き(ひき)石臼と電動石臼を使って自家製粉しています。
冷たいそばはシンプルな「もり」が基本。伝統的な手打ちそばですが、「細打ち(粗碾き)」と「太打ち(玄碾き粗碾き)」と2種類を味わえます。
悩むなら「もりそば2種食べ比べ」(税込1,100円)がおすすめです。
さらにこの店の特徴は「蕎麦前」にも力を入れていることで、厳選した全国の地酒とそれによく合う「酒肴」を用意しています。
蕎麦屋ならではの「蕎麦豆腐」やチーズを使った酒肴が多いのも特徴です。
まさに“伝統と革新”が融合した蕎麦屋です!
蕎麦打ち名人の“技”を継ぐ「喜香庵」
蕎麦好きの方なら「翁」「達磨」と聞けばピン!と来るでしょう。
そうです“蕎麦打ち名人”ととして知られた高橋邦弘さんがかつて営業した蕎麦屋の名前であり、その蕎麦名人の薫陶を受け、技を磨いた札幌の蕎麦屋が「喜香庵(きこうあん)」なのです。
ご主人の阿岸郁也さんは「翁」が山梨県の長坂町にあった頃、そこで修業したのち札幌にこの店を開きました。
場所は札幌中心部からは少し離れた西17丁目、通り沿いのビル2階です。
風情のあるアプローチを通って店に入ると、そこには落ち着いた雰囲気の空間があります。
そのこだわりは“完全自家製粉”に表れます。蕎麦の実を皮むきから石臼まですべてを自らの手で行うのです。その蕎麦粉で打つそばはその“香り”を存分に楽しめます。
「せいろ」は白くて細い“並粉そば”と黒くて太い“田舎そば”(40円増し)があります。
そばの量は(一般の蕎麦屋と比べ)多くないので、並粉・田舎の両方を味わってみることをおすすめします。
蕎麦屋ならではのお酒と軽いおつまみでの「蕎麦前」も楽しめます。
日本酒は栃木の「四季桜」がおすすめ!
定番の「そばみそ」(税込330円)や「だし巻きたまご」(税込880円)などをつまみながら、ご主人厳選の銘酒を味わってみてはいかがでしょうか。
“江戸前”蕎麦にこだわる「蕎麦 心空」
江戸~東京の蕎麦文化の歴史において培われた“辛い”つゆと、そばを食べる前にお酒を楽しむ「蕎麦前」は“江戸前そば”の象徴です。
そんな江戸前蕎麦を札幌で味わえる店が「蕎麦 心空(しんくう)」です。
ご主人の三浦辰也さんは千葉県の出身。東京の有名蕎麦屋で修業したのち、「北海道に江戸前蕎麦を広めたい」と札幌に移住してこの店を開きました。
その蕎麦は香り高くのど越しの良いものですが、何といっても”辛口”のそばつゆが特徴です。
辛いつゆは、少量で味わえるので、蕎麦の香りを十分に楽しめます。
2種類の冷たいそば「もりそば」はそののど越しの良さを、「あらびきそば」(税込800円)は蕎麦の香りをより感じられるそばです。
温かいつゆの「かけそば」(税込700円)も出汁の良さが際立つ一品で、冷たいそばとともにおすすめです。
「蕎麦前」もこの店の特徴で、厳選した全国の地酒と一緒に味わえる酒肴がいろいろ用意されています。
「クラフトビール」もいろいろあります!
特にそばのサイドメニューでありトッピングでもある「天ぷら」は自慢の一品で、「野菜」「穴子」や時期になれば「きす」や「わかさぎ」なども登場します。
その他、グランドメニューの他「手書き」の日替わりメニュー(珍味などいろいろ)があるので、店に入ったら要チェックですよ!
“家庭的”に本格蕎麦を「そば切り 膳」
「今日はゆっくり家にいるような食事がしたい…」そんなときにおすすめの店が「そば切り 膳(ぜん)」です。
地下鉄東西線西18丁目駅の1番出口を出れば、通りを挟んで目の前です。
この店は仲良しご夫婦で営業する家庭的な蕎麦屋ですが、出てくる料理は本格派!そんな店です。
手打ちの「そば」はご主人の担当、サイドメニューのメインである「天ぷら」は奥さんの仕事です。
この店の天ぷらは“カリッ”としたクリスピーな揚げ具合が特徴で、天つゆはもちろん、辛口のそばつゆにもよく合います。
さらに甘辛のタレでご飯に乗せれば、この店名物の「天丼」になります。
「せいろそば」(税込700円)は気取りのない柔らかな口当たりながら、程よいコシも感じる本格的なもの。
江戸前に近い辛口のつゆとの相性もバッチリです。
蕎麦前を楽しむ地酒のそろえに、合わせる酒肴類も充実しています。
おつまみには天ぷらの技を活かした「ちくわ天」やオリジナルの「エビアボカドわさびマヨ」などお酒によく合うものが並びます。
家庭的な雰囲気の中、これらをつまみにお酒をゆっくり楽しみ、蕎麦で締める。そんな楽しみ方がこの店の魅力といえるでしょう。
札幌で食べる山形名物「板そば なみ喜」
札幌に人気の蕎麦屋数あれど、「板そば」の人気店といえば「なみ喜」をおいて他にありません。
最寄りの地下鉄駅から歩いて20分ほどのアクセスの決して良いとはいえない場所ながら、店の前には待ち客が出るほどの人気店です。
店の前と裏にも駐車スペースがあります。
「板そば」とは山形県の内陸部の郷土料理であり、長い板や木箱にそばを盛り付けて食べたことがその発祥とされています。
この店のご主人はかつて山形で食べた板そばに感動し、それをアレンジして地元の札幌で提供したとのこと。
厳選した蕎麦粉で十割のそばを手打ちし、色は濃い目でやや太めに仕上げています。
よくある田舎蕎麦のようなモッサリ感はなく、しなやかさとコシのあるそばです。
「ざる」(税込720円)は板そばの通常盛り。1.5倍の「板」(税込880円)、2倍の「中」(税込1,050円)、2.5倍の「大」(税込1,230円)そして「特」(税込1,410円)は3倍になります。
サイドメニューは「鳥天」が名物で、板そばを組み合わせた「鳥天ざる」が一番人気のメニューです。
天ぷらは鳥天が3枚、野菜天が2種でボリュームたっぷり。板そばを大きくすればメガ盛り!レベルの満足が待っていますよ!
技術が光る十割そば「手打蕎麦こはし」
上品な十割蕎麦が食べたいな、、といったときにおすすめなのが、「手打蕎麦こはし」です。
こちらのお店へは地下鉄東西線二十四軒駅から徒歩8分ほどで行くことができます!
店内は和と自然が見事に調和した、落ち着いたおしゃれな空間です。
ランチデートなんかでも行きたい雰囲気です!
このお店の特徴は、なんと言っても十割蕎麦!! 毎朝石臼で挽いた道産そば粉を使用しています。
今回注文したのは、「甘海老のかき揚げそば(税込1550円)」です。
いざ口にすると、十割蕎麦ならではの強い蕎麦の香りを感じます!
本枯れ鰹とこだわりの醤油を使った蕎麦つゆと見事に調和しており、上品かつ旨みの強いそばです!
透き通った美しい出汁に心が惹かれます‼︎
続いて甘海老のかき揚げ。これが本当に美味しい。
さまざまな野菜とプリプリの甘海老を、ふんわりながらサクッとした食感に仕上げた一品。
たまらないです。
〆には「蕎麦アイス(税込500円)」をぜひ食べて欲しいです!
非常に滑らかな口当たりと、蕎麦の香りが一食を完璧なものにしてくれます!
こだわりの3種の蕎麦が食べられる「札幌蕎麦き凛」
北海道にいるのだから北海道らしい蕎麦が食べたい!という方にオススメなのが、「札幌蕎麦き凛」です!
札幌駅や、北十二条駅から徒歩10分程度で行く事ができ、好立地!
このお店の特徴は、3種類のそばが用意されていることです。
喉越しと蕎麦の風味のバランスが絶妙な「細切」、蕎麦の実の中心部分だけを使用した、喉越し抜群の「更科」、蕎麦畑を連想するような強い風味が特徴の「田舎」から好きなそばを選ぶ事ができますよ。
気分に合わせたそばを選べるのは嬉しいです!
今回注文したのは、「天せいろ・更科(税込1450円)」です!
更科そばはとても喉越しが良く、ツルツルとした食感がたまりません!
4種の鰹節を使用したつゆとの相性も抜群です!
このお店の天ぷらはサクサクした衣に仕上げられており、時間が経っても全く変わらない食感を楽しむ事ができますよ♪
こちらは「鳥めし(税込800円)」です!
羽釜で炊き上げられた、鳥出汁を吸ったご飯の上に、甘辛く仕上げられた鶏肉が乗っています。
蕎麦との相性抜群で非常に美味しいです!
羽釜で炊かれたご飯はふっくらしていてたまりません…‼︎
大きな駐車場があり、車でのアクセスもしやすく家族連れにもオススメです!
札幌にある隠れ家的名店「花喬」
品と風格を感じる落ち着いた空間で、蕎麦をいただきたい時におすすめなのが「花喬(かきょう)」です。
こちらのお店へは、札幌市電西線6条駅から徒歩5分で到着します。
隠れ家的な雰囲気に気分が高揚します!
カウンターからは厨房が見えるようになっており、店主の調理風景が楽しめます。
厨房が見えると、注文から提供まで非常にワクワクします!
今回注文したのは、「海老天ざる(税込1500円)」です。
美しい白味の更科そばに目が惹かれます。
このお店の蕎麦は食べた瞬間、蕎麦の風味が弾けます!それに加えて更科そばならではの喉越しもたまりません。
そして色彩鮮やかな天ぷらの具材はかぼちゃ、菜の花、海老、まいたけ、のり、ピーマンの7種類。
サクサク感とふんわり感を兼ね備えており、絶品です!
天ぷらの具材の種類が多いのも嬉しいですね!!
営業時間 :11:30~14:30 17:30~20:30(L.O)
定休日 :木曜日
電話番号 :090-2291-6750
席数 :10席(カウンター4席、テーブル席×2 )
個室 :無し
駐車場 :徒歩1分にコインパーキング有 100円/20分
支払い方法:現金
宅配 :不可
テイクアウト :不可
アクセス :市電 西線6条駅から徒歩5分
住所 :〒 064-0807 北海道札幌市中央区南7条西13丁目2-1⇒Googleマップ
予約&クーポン確認⇒食べログ、公式Facebook
札幌円山にある更科そばの名店「さくら庵」
「さくら庵」は札幌中心から少し離れた円山で、愛され続けている更科そばの名店です。
こちらのお店には地下鉄円山公園駅から徒歩10分ほどで到着します。
緑、木材と石が調和してとても美しい外観に心がはずみます!
店内に入り石畳の通路を抜けると、桜が飾られています。とても風情のある店内です!
今回注文したのは「天せいろそば・のり付(税込1500円)」です。
さくら庵の蕎麦は、喉越しとそばの強い風味を両方兼ね備えています。
蕎麦つゆは、返しが強く縁取りがつよく返しが強くスッキリとした辛めの味わいです。
辛めで鰹の香りが効いているつゆが癖になります!
天ぷらは、野菜を揚げる前に焼きなどの処理が施されており、こだわりを感じます。
海老天は身がしっかりしてプリプリで本当に美味しい!!
駐車場もあるので、家族連れでもぜひ訪れて欲しいお店です!
すすきので味わえる本格蕎麦前「手打ち蕎麦と料理耳」
札幌の繁華街すすきので、美味しい蕎麦前を食べたい方におすすめなのが「手打ち蕎麦と料理 耳」です。
地下鉄すすきの駅から徒歩5分程度、カミヤビルの4Fにあります!
一度聞いたら忘れられない店名ですね!!
今回注文した蕎麦は「鴨せいろ(税込1500円)」です。
このお店の蕎麦は、繊細でかなり細めですが、しっかりとした味が感じられるのが特徴です。
鴨つけ汁は、甘味と旨味のバランスが絶妙に取られており、体に染み渡ります!
こちらは「桜海老かき揚げ(税込850円)」。
桜海老がたっぷり使用されており、桜海老の強い旨味とサクッとした食感を楽しむことができます。
こちらは「白身と九条葱塩こうじ和え(税込1100円)」です。
日によって白身の内容は変わるそうですが、この日はクエを使用していました!
クエ、九条葱の甘味と塩こうじの塩味が日本酒にぴったり♪
お店は夜の営業のみで非常に混み合いますので、予約をしての来店がおすすめです!
まとめ
札幌で今、おすすめ!という蕎麦屋をご紹介しました。
札幌では同じ“麺”ものであるラーメンの陰に隠れていた「そば」ですが、蕎麦屋ではそばのみならず、その豊富なトッピング具材を活かした料理が食べられるということも魅力です。
今回はそんな魅力的な店を厳選してご紹介していますので、どの店に行ってもその料理と味を楽しめるはずです。
ぜひ札幌で北海道の蕎麦を味わってみてくださいね!